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みらリコSSその3

リコ「それじゃあ今日は、ここ氷の島でヤカンを沸かすこと。この島で魔法を使うには高い集中力がないといけないわ」

 

生徒1「り、リコ先生……寒くて魔法使えないです」

 

生徒2「さ、寒くて集中出来ません」

 

リコ「そういうときはね、おしくらまんじゅうをやるのよ」

 

生徒3「おしくらまんじゅう?」

 

リコ「そ、複数人で互いに背中や肩を押し合って行うの。そうすれば身体も温まるわ」

 

生徒1「本当ですか?」

 

リコ「私も最初はそんなはずないってやらなかったんだけどね、みらいが実際に他の娘と一緒にやって結果は見事合格したの」

 

生徒3「そ、そうなんですか!?」

 

リコ「さ、実際にやってみて」

 

生徒123「はい!」

 

 

生徒1「リコ先生!」

 

リコ「どうしたの?」

 

生徒2「みらいって言う方はリコ先生の大事な人なんですか?」

 

リコ「へ?どうしてそう思ったの」

 

生徒3「だって、リコ先生いつも授業でみらいって名前出しますし、やっぱりリコ先生の大事な人なのかなって」

 

リコ「そ、そんなに私みらいみらいって言ってたかしら?」アタフタ

 

生徒123「はい!」

 

リコ「そ、そう。確かに私が今こうして先生としていられるのもみらいがいたおかげでもあるから、そういう意味では大事な人になるわね」

 

リコ(ま、まずいわね。みらいのことそんなに言っているつもりはなかったはずなんだけど、これじゃあ先生としての威厳が無くなってしまうかもしれないわ……それにみらいとの関係も公にしたらまずいし……)

 

生徒1(やっぱりみらいって人はリコ先生の恋人なのかな?)ヒソヒソ

 

生徒2(そりゃあみらいって名前を出すときのリコ先生の嬉しそうな表情を見たらそう思わない理由はないよ)ヒソヒソ

 

生徒3(だよねー。いつもはキリッとしているリコ先生だけどあんなに柔らかい表情するのってみらいって言う瞬間だけだもんねー)ヒソヒソ

 

後日

 

リコ「みっ、……私の友達が言ってたことなんだけどね」

 

生徒1「ねえ、今日のリコ先生おかしくない?」

 

生徒2「うん。みらいって名前出そうとしないもの」

 

生徒3「ま、まさか……喧嘩してしまって別れたとか!」

 

生徒12「えぇっーーー!?」

 

リコ「ほら、お喋りしない」

 

生徒123「す、すみません……」

 

生徒1(でも本当に別れちゃったとしたらどうしよう……)ヒソヒソ

 

生徒2(リコ先生偶にため息吐いてるよ。やっぱり辛いんだよ!)ヒソヒソ

 

生徒3(ど、どうしたら……あ、リズ先生に相談してみようよ!)ヒソヒソ

 

生徒1(そうだね。リズ先生なら妹のことだから色々分かるかもしれない!)ヒソヒソ

 

生徒2(それじゃあ放課後にリズ先生の所まで相談しに行こう)ヒソヒソ

 

生徒123(おー!)

 

リコ(時折ついみらいって言いそうになるけどダメよ私。しっかりと先生としてやらないと……っ!)

 

そして放課後、生徒達はリズ先生に相談しリズ先生から他の教師、校長先生にまでみらいとリコが喧嘩して別れたと話が広がっていき、魔法学校でひと波乱あったそうな。